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『月刊ドラマ1995年6月号』<特集・鎌田敏夫の研究>より
(SPECIAL THANKS TO "Ms.ARASHI")
「刑事側のドラマってそれまで無かったでしょ、それを『太陽ー』が開拓した。或る意味でテレビ的だと思うんだけど、レギュラーの馴染みの人が悩むでしょ、馴染みのないゲストの人が悩んでもどうってことないけど、馴染みの人が悩むから見てる人は共感する」(79年12月号)
「考えてみると、ぼくは、ある地方を舞台にしたロケーション・ドラマが割合に多いのです。この作品も、その一つです。
ロケーション・ドラマの場合、脚本を書く前に、シナリオ・ハンティングに行くのですが、ぼくは行く前に作品の設定とかテーマとかをあまり考えないようにしています。その地方の参考資料のようなものも、行く以前には読まないようにしている。出来るだけ白紙の状態で、その地方の風景に出会いたいと云う気がするのです。
地方を舞台にしたロケーション・ドラマの場合、その地方の風景(人間も含めて)との出会いが、即ちその作品のテーマでもあります。今は、日本中同じようなビルが建つようになりましたが、それでも北海道の小学校と九州の小学校では、明確にその雰囲気が違うのです。人と人との出会いでも同じことですが、風景との出会いも、その第一印象がとても大事なような気がします」(80年11月号『晴れた日に』作者ノート)
「ジャンルのはっきりしてるものが好きなんだね。アクション映画はアクションの好きな男に見せる、結果的に他の人も見るんだけど。アクション見たいとか、喜劇みたいとか、サスペンスとか、メロドラマとか、見る方はごちゃまぜのものを見に行くわけじゃない。いろんな色がまじりあってるんじゃなくて、ハッキリとした色をもってるものが好きなんだよね」(86年2月号)
*右上写真=鎌田氏作品『第53話ジーパン刑事登場!』より
**左上写真=鎌田氏作品『第55話どぶねずみ』より