CM分析--JACKV1・サッポロビール

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JACK1・CM

JACK Ver.1

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＜JACK Ver.1・CM分析＞

1.　このCMのオープニング場面はTV「探偵物語」の第3話・危険を買う男で相木政子弁護士(倍賞美津子)の初登場に於いて、工藤ちゃんが彼女の強引な捜査を非常に感心するという設定であった。

セリフ1　「自由でいたいんだよ」

本来のセリフ　「なかなかやりますね、女弁護士さん」

2.　このCMの2番目の場面はTV「探偵物語」のオープニングテーマ曲「BAD CITY」で工藤ちゃんが髪をとかしながら段々戯けて行き、最後はズボンが脱げてしまうという設定であった。

セリフ2　「人間てのはさぁ、」

本来のBAD CITYはJACK CITYに変えられている。

3.　このCMの3番目の場面はTV「探偵物語」の第14話・復讐のメロディーで消えてしまった依頼者の大杉亜木子(范文雀)の行方を工藤ちゃんが懸命に探すという設定であった。

セリフ3　「なんかこう冗談か本気か分からないぎりぎりのところで生きているんじゃないの」

本来のセリフ　「奥さん、奥さ～ん!!」

4.　このCMの4番目の場面はTV「探偵物語」の最終話・ダウンタウン.ブルースで工藤ちゃんの事務所に於いて、タケシ(古尾谷雅人)とイレズミ者(前田哲朗)が惨殺されているという悲惨な設定であった。

セリフ4　「...かしら」

本来のセリフ　「昔俺にも仲間がいて、そいつが死んだ時にもう仲間は作るまいと思って...昔女がいて、それも殺されて、だからもう仲間は作らんと思って...この街に来てさ...なんなんだ...なんでみんな殺しちゃうんだよ」

5.　このCMの5番目の場面はTV「探偵物語」の第3話・危険を買う男で相木政子弁護士(倍賞美津子)と一緒に犯人から逃げ切ったが警察の服部と松本(成田三樹夫、山西道広)が彼女を間違えて捕まえたところを見放してしまったという設定であった。

本来のセリフ　「さよなら～自分で弁護するんだよ～」

6.　このCMで使われた最後の場面はTV「探偵物語」の第10話・夜の仮面で売春クラブの野川(北原義郎)から呼び出され、工藤ちゃんがコーヒーを飲んでから1時間後に現場に行くという設定であった。

セリフ5　「ちょっとコーヒー飲んで行くから...あ～」

7.　このCMで使われた決めゼリフはTV「探偵物語」の第6話・失踪者の影で依頼人の木下礼子(亜湖)が殺されて、愛酒ティオペペで弔っている中、服部と松本が訪ねてきた折にまっちゃんが礼子を誹謗中傷した言葉に対する戒めという設定であった。

本来のセリフ(決めゼリフを含む)　「でもさぁ～松本さん。人間てのはさぁ、なんかこう冗談か本気か分からないぎりぎりのところで生きているんじゃないのかしら」

8.　CMで冒頭に使われた決めゼリフはTV「探偵物語」の第2話・サーフシティ.ブルースで工藤が何者かに襲われた後で事務所にいる時に依頼者の内藤葉子(中島ゆたか)が訪ねてきて色仕掛けで彼女を疑う工藤を落とそうという設定であった。

冒頭のセリフ　「自由でいたいんだよ」

本来のセリフ　「俺はもっと自由でいたいんだよ奥さん」

これは探偵物語第4話「暴力組織」の一場面で
最新アルバム「松田優作クロニクル'73-'89」に
添付されていたカード(U-79)の写真でもある。

[JACK] 付録情報ポスターの写真は探偵物語第1話「聖女が街にやってきた」の一場面と思われる。

テレフォンカードの写真は探偵物語第20話「逃亡者」の一場面と思われる。