Yusaku Market 松田優作さんのDVD、ビデオ、CD、本などが、 詳細な年表を見ながら、購入可能です。 アレなんだよなぁ〜!? |
---|
26. Gメン抹殺指令
【出演者】渡哲也、(仁科明子)、松田優作、小野武彦、峰竜太、神田正輝、苅谷俊介、小山田宗徳、高品格、美田麻紗子、森正親、舛田紀子、高城丈二、西尾三枝子、田中浩、八名信夫、片岡五郎、杉義一、仙波和之、石山雄大、堀礼文、松浪志保、豊田艶子、岡本麗、(丘みつ子)、石原裕次郎【監督】長谷部安春【脚本】永原秀一【音楽】GAME[FUN CITY](音楽)、ポリドールレコード(音楽協力)、鈴木清司(編曲)【撮影】仙元誠三
【あらすじ&徳のかましギャグ】
パトカーのサイレン。マンホールにサンダル。そこにはオカマで通称トメの死体があった。城西署の調べでは拳銃で他の場所で殺害されてから運ばれたものらしかった。注射痕から本名・大塚トメキチはシャブ中であることが判明する。黒岩は背後関係を徹底して洗うように指示する。
そこへトメキチの内縁の妻だという並木ノブコ(西尾三枝子)という女性が現れる。彼女はフィンランドサウナのマッサージ師だった。ノブコは昨日、トメキチと18:30に別れたという。それ以上のことには何故か口を噤んだ。
だが、トメキチは銃弾を六発も浴びて死んでいた。尋常ではない。そして当たり前の夫婦を語るノブコの腕にも注射痕が存在した。徳吉の発表で死亡推定時刻が昨夜の2:00-3:00迄の間、使用拳銃は38口径だったという。
どうもこの事件の背後には大規模な覚醒剤の組織が絡んでいるようであった。黒岩は別件でノブコの逮捕を思い立った。そのノブコは取り調べ後、ディスコでフィーバーだ。そういう場所は苦手で泣きを入れる宮本の援護に黒岩がディスコへ出張る。
そこへ突然、関東信越地区麻薬取締官の根津セイシロウ(高城丈二)という男が現れる。彼は麻薬捜査の手前、「ノブコを泳がせろ」と黒岩に迫る。だが、黒岩は生命の危険から「それは出来ない」と断る。絶対に釈放させると捨てゼリフを残す根津。
その頃、徳吉はたれ込み屋から情報を得ていた。それはトメキチもノブコも東名会の金谷ミノル(田中浩)という男を通してヤクを仕入れていたということだ。そして、ある麻薬取締官がトメをマークしていたことも。それが根津だった。
黒岩と宮本はノブコをガードするためにサウナに張り込んだ。そこは根津もピッタリマークしていた。黒岩はノブコにマッサージを頼み、事情を話して保護すると言ったがノブコは拒否する。根津はそんな黒岩に覚醒剤を扱ってる極悪非道の連中をどうしても検挙したいから手を引いてくれと頼む。
だが二人の話は平行線に終わる。その後、根津はバーでノブコと取引をする。それは金谷との取引場所と時間を教えてもらう代わりにシャブの事は目を瞑るというものだった。一方、黒岩軍団は金谷の舎弟の名前を掴んでいた。
それからは丸山の助言で迂闊に動かずに相手が動くのを待つという作戦に出る。他方、金谷のマンションでは女(岡本麗)や花札に興じていた。そして、遂に動き出した金谷の舎弟・小倉ミツオ(片岡五郎)という男がノブコに襲いかかろうとしたところを黒岩と宮本は押さえる。
だが、彼らの魔の手は根津にも及んでいた。中野タダオ(八名信夫)という舎弟が車から彼の右足を撃った。渋谷病院に運ばれる根津。宗方は彼を称して「誰かさんと似ている」と宣う。
その言葉を裏付けるかのように根津は部下(石山雄大)を引き連れて、渋谷病院から脱走する。彼は金谷との最後の決戦に出たのだったが...。
BGM・ピンクレディ「渚のシンドバッド」、渡哲也「ひとり」
徳のかましギャグ 「(俺はまた消されたくありませんからね)お前、百恵ちゃんみたいなセリフ吐くなよ」「やぁ〜映画俳優にしたいくらいいい面してるよ俺は」