探偵物語--１６話　裏切りの遊戯

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16.　裏切りの遊戯

【出演者】松田優作、成田三樹夫、竹田かほり、山西道広、ナンシー.チェニー、根岸とし江、小鹿番、長谷川弘、横山あきお、吉原正皓、高橋明、溝口拳、江本明、今村薫、鈴木朗夫、永谷悟一、今井久、星純夫、北川レミ、ジョー山中【監督】村川透【脚本】内田栄一【原作】小鷹信光

【あらすじ＆工藤語録】

　ロス帰りのダチ公.ジョージ(ジョー山中)は工藤が足を負傷していた時、不意に現れた。だが、旧交を温める間もなく、自分の昔の事をほじくり返し、扱き下ろす工藤にジョージは内心反発を感じていた。また同時に過去の罪に陥れられた恨みも持っていた。

　猫好きのコールガール(根岸とし江)と遊びながらも彼は工藤に復讐を誓っていた。その手段として警察無線を無断傍受し、猫コールガールを利用して殺人や武器隠匿などの事件に工藤を巻き込んだ。

　2つの事件とも幸い？不審に思われながらも服部と松本に助けられる。

　その一方でジョージは大金を手に入れようとある会社のために爆弾密売人(江本明)からブツを仕入れ、ぼろ切れのように猫コールガールや街のゴロツキ達を使ってその目的を遂げようとしていた。ジョージを尾行し、その魂胆が見えた工藤は彼の目的を阻止しようと試みる。

　ジョージにそれを忠告しにホテルに行った工藤だったが彼は既に実行することを決意していた。その後、事務所に猫コールガールから3時までにある工場に行かないとジョージに殺されるとの電話を受けた工藤は彼女と一緒に現場に向かう。

　しかし、そこにはなんと大勢の警察官が待ち構えていたのであった...。

　工藤語録　「この店はカーター大統領も通り過ぎても気づかなかったってくらい有名な店なんだ」「狸のうん玉は玉虫色」「あれはなんだ!!」