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27. ダウンタウン・ブルース
【出演者】松田優作、成田三樹夫、竹田かほり、山西道広、ナンシー.チェニー、岡本ひろみ、古尾谷雅人、草薙幸二郎、内田稔、榎木兵衛、友金敏雄、原田力、清水宏、藤山浩二、前田哲朗、広田正光、重松収、柄本明、加藤大樹、橘雪子、八代康二、水木京一、賀川修嗣、庄司三郎、森あい、橘田良江、山口頌嗣、北川レミ、高橋るみ、中島ゆたか、南原宏治【監督】小池要之助【脚本】宮田雪【原作】小鷹信光
【あらすじ&工藤語録】
スーパーで買い物をする工藤はレジの男(山口頌嗣)に勘定を間違えられ、店長(草薙幸二郎)を呼んで彼を激しく罵った。あとには男の恨みに満ちた視線だけが残った。
工藤もその感情の高ぶりを持って、「プレイバッハ」という馴染みの喫茶店でコーヒーをいつものブレンドで頼んだがマスターのエモト(柄本明)は再度間違えてしまう。二つの間違いが重なった工藤の心は怒りで燃え上がっていた。
そういう心を諌めたのはシクラメンをくれたシベールの従業員クミ(岡本ひろみ)であった。話を聞くと彼女は松本に実家があるタケシ(古尾谷雅人)という男と結婚するという。シクラメンのお礼とお祝いを兼ねて工藤はタケシと待ち合わせをした新宿駅までクミを送ることにした。
しかし、クミはタケシと列車に乗ろうとした瞬間に何者かに狙撃される。クミの手術を待つ時間に工藤はタケシからクミは自分の身代わりで撃たれたと告げられる。病院を出るとタケシは犯人の一味に尾行され、恐怖を感じた彼は工藤に助けを求める。
工藤は骨董屋の飯塚にタケシを匿って貰おうとするが一味によって飯塚は惨殺されてしまう。だが、タケシは飯塚の決死の防御により危機一髪で逃げ出す。気を落とす工藤は服部と松本に慰められながら警察でタケシの残したボストンバッグから犯人に結びつく証拠を見つける。
病院では段々病状が回復したクミが工藤とタケシの事を思いやっていた。タケシはその後、工藤事務所の前で助けを求めていた時にイレズミ者に匿われ、一緒に事務所に入る。だが、その二人が血の海に浮かぶまでには時間が掛からなかった。
余りの惨状に発狂して出て来たナンシーとかほりが声にならない声で工藤に恐怖を伝える。仲間を虫けらのように殺され失意のどん底に追い込まれた工藤の血の制裁がここから始まる。彼らの葬式にも現れずに...。
一週間もの工藤の行方不明は服部、松本、ナンシー、かほりの疑問にもなっていた。そして、この事件の真相は薮原建設の社長.薮原(内田稔)が浄水場建設用地の一括払い下げの便宜を代議士の大森(南原宏治)_秘書(中島ゆたか)に頼んだところから始まっていた。
その餌としてクミは使われ、この事実をネタにタケシは大森を強請っていた。工藤はモデルクラブの宮本を手始めに犯人グループの薮原建設の用心棒二人、薮原社長、大森らを次々に刺殺した。それも全てが深い怒りを表すようにヒ首で一突きであった。
その後、久々に馴染みのビリヤード場に現れた工藤にダンディが声を掛けた。しかし、そこで「身も心も」が流れる中、何故か引き寄せられたように白いスーツと黒いストライプ背広の対比が存在していた...。
工藤語録 「キリマン2、モカ1...ブルーマウンテン3、何回間違えれば分かるんだお前は」「初夜が?」「みんなだいたいおっせかいなんだこの街の奴等はべらべら余計なこと喋るしさぁ、スケベだしなぁ。今度一回する?」「工藤さん、ゴメン...飯塚、ごめんな」「昔俺にも仲間がいて、そいつが死んだ時にもう仲間は作るまいと思って...昔女がいて、それも殺されて、だからもう仲間は作らんと思って...この街に来てさ...なんなんだ...なんでみんな殺しちゃうんだよ」「なにこのヤロー、てめえ何でもかんでも金でカタつける...」「暫く探偵続けてみる」「この街も好きだし、もう少しいてみるよ」「おい、ちょっと待て忘れ物だよ」「おい、誰にも言わないからこれ持って帰れ」
*企画/黒澤満(セントラル・アーツ)、加藤教夫(日本テレビ)
*プロデューサー/伊藤亮爾、柴垣達郎、山口剛(日本テレビ)
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