Yusaku Market 松田優作さんのＤＶＤ、ビデオ、ＣＤ、本などが、 詳細な年表を見ながら、購入可能です。 アレなんだよなぁ〜！？

11.　対決

【出演者】渡哲也、(仁科明子)、松田優作、高品格、小野武彦、峰竜太、粟津號、(佐藤慶)、小山田宗徳、(佐藤オリエ)、白川望美、美田麻紗子、志賀勝、近藤宏、賀川雪絵、町田幸夫、加川三起、高沢聖子、赤穂善計、谷口永伍、高橋雅男、小見山玉樹、(丘みつ子)、石原裕次郎【監督】村川透【脚本】永原秀一【音楽】GAME[FUN CITY](音楽)、ポリドールレコード(音楽協力)、鈴木清司(編曲)【撮影】仙元誠三

【あらすじ＆徳のかましギャグ】

　歩道橋を渡る煙草に鞄の男-彼は城西署に向かっていた。署で挨拶を交わす男は捜査課に入った。そう彼は殉職した吉岡課長に代わって配属された新任の武井勉課長(小山田宗徳)であった。だが、武井は着任早々、大内に喫茶店で愚痴をこぼす。

　こんな凶悪犯罪の多い城西署でゴロツキの様な部下達にあたった事がついていないと言うのだ。特に黒岩とのコミュニケーションに不安を持っていた。そんな折りに2人の男を殺した凶悪犯・青山マサル(志賀勝)が徳吉に毒突いた上で護送される直前であった。

　しかし、護送車が途中でダンプに追突されるというアクシデントに遭い、蓬莱橋付近の川に転落してしまう。このすきに乗じて、青山は手錠のまま、脱走する。新任課長の胃薬服用から捜査が始まる。逃げた青山はトウユウ会系小室組の組員、つまりヤクザであった。

　しかもヤクザの世界でも鼻つまみ者である。城西署は付近で懸命な聞き込みを始めるがその頃、彼は闖入した小椋という家で手錠の鎖を電気鋸で切っていた。そこを出る時に黒の革ジャンと黒の帽子で変装した青山だったが大内と平原に見つかってしまう。

　平原は彼を追い詰めるが拳銃の安全装置を外さないという初歩的なミスによって再び逃がしてしまう。その頃、城西署では2人の合田組組員を殺した青山には第三の標的があるのではないかという聞き込みがされていた。

　徳吉はサブという元小室組組員を少しいたぶり、その標的が組長の小室マサキチ(近藤宏)である事が判明する。理由は「金」と「幹部の地位」をちらつかせ、身代わりを用意すると青山に犯行をさせた小室が約束を反故したというものであった。

　この非常時に黒岩は徳吉と一緒に小室を別件で逮捕することを課長に提言するが彼は断固として「青山だけの逮捕」を命令する。この後に黒岩は丸山と一緒に愛人(賀川雪絵)とくつろぐ小室の自宅を訪ね、青山のことをちらつかせながら探りを入れる。

　黒岩はその上で怯える小室のことを予想し、彼の用心棒の組員達を拳銃不法所持で一網打尽にして孤立させ、小室を追い詰める。愛人と共にシャブを打ちながら気を静める小室。彼は女も愛想を尽かすほど、青山の恐怖に戦いていた。その恐怖が明朝、城西署の面々が取り巻く中で小室に迫っていた...。

　BGM・クラシック、ロック

　徳のかましギャグ　「課長、水はあそこ。便所は廊下」「あ、課長。ちょっとコーヒー飲んで来ますから」

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