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29. 17番ホールの標的
【出演者】渡哲也、(仁科明子)、松田優作、小野武彦、峰竜太、神田正輝、苅谷俊介、小山田宗徳、高品格、舛田紀子、森正親、白川望美、美田麻紗子、土屋嘉男、井上茂、外野村晋、大山豊、山本武、相原巨典、大木史郎、斉藤英雄、井上由美子、千葉泰子、(丘みつ子)、石原裕次郎【監督】小澤啓一【脚本】柏原寛司【音楽】GAME[FUN CITY](音楽)、ポリドールレコード(音楽協力)、鈴木清司(編曲)【撮影】仙元誠三
【あらすじ&徳のかましギャグ】
城西署管内の銃砲店が襲われた。盗まれたのはスコープ付きウィンチェスター22口径のライフル一丁と弾丸が何と30発だった。犯人はナイロンストッキングで覆面をして上、裏口をこじ開けて侵入し、そこの家族全員を縛って犯行に及んでいた。黒岩軍団は即座に付近の聞き込みを開始する。
課長は再犯を恐れていたがそこからは何の手掛かりも得られなかった。そんな面々をあざ笑うが如くに犯人は次の犯行に及んでしまう。それも黒岩達が松ヶ枝で夕食の団らんを楽しんでいる時に・・・。南日野の山林で一人の弁護士がライフルによって射殺された。
犯人は盗難車を見つけられたミニパトを避けて逃走。城西署の願い虚しく、鑑識に持ち込まれたガイシャからのライフルの状痕は銃砲店から盗まれたものと一致してしまう。大内と徳吉は事情を確認するために南日野署に立ち寄る。その前で大内のメモが盗難車を発見する。
その中には破り捨てた電話帳とストッキングが残されていた。これはまさしくホシの物に間違いなかった。電話帳から次の標的は井上という男らしい事が判明する。三人がリストアップされた。
井上恵三という不動産会社社長、井上幸夫(土屋嘉男)という東京地検検事、それと殺された本橋弁護士とコンビを組んでいた井上順司弁護士だった。課長は自分の保身のため、黒岩軍団に再度、発破を掛ける。直ぐに三人の身辺調査が始まる。
井上恵三は本橋氏はここ2〜3年顧問弁護士としてのトラブルはなかったと言う。井上幸夫は「検事だから恨んでいる人間はたくさんいるだろうが警備の必要はない」とにべもなく断る。井上順司は本橋と扱った事件は膨大にあると途方に暮れていた。そして事件はまた起こった。西山タケシという東京地裁判事がライフルで撃たれ、渋谷病院に運ばれた。重傷だった。
この西山判事は本橋と井上幸夫の共通の事件を担当したことがあった。徳吉と宮本は最後の標的になるだろう井上幸夫の車を尾行した。その途中でダンプがいきなり追い越し車線に飛び出る。ライフルで井上に狙いを付けた犯人を徳吉は見逃さない。
サンルーフ使用になっていた?パトカーから上半身を出し、拳銃を構える徳吉。ダンプカーとのバトルは結局、痛み分けに終わる。その後、井上の自宅を訪ねる黒岩は「安全のために外出は控えてくれ」と頼むが検事は「自分達の捜査の不手際を私に押しつけるのか」と逆に批判する。
一方、丸山は遂に犯人の名前を特定する。10日前に刑務所を出所した三島ケイスケ(井上茂)という男だった。彼は強盗殺人罪で6年3ヶ月の刑期を言い渡された。そして三島は家族が不幸になった原因を重罪を科した人物達にあると考えた全くの逆恨みであった。
ところが事もあろうにこんな緊迫している最中に井上幸夫検事は明朝ゴルフに出かけるとごり押しをする。「自殺行為で自分達には守る自信がない」と黒岩は突っぱねたが地位に弱い課長が了承してしまう。ゴルフ場"17番ホール"に展開される黒岩軍団と三島の攻防は...。
BGM・渡哲也「ひとり」
徳のかましギャグ 「こら、お前はホント冗談は顔だけかと思ったら口も軽いんだなぁ〜 Shut the Mouth。分かったか」「課長、そんな後手後手に回ってると課長にはキンタマあるのかぁ〜って文句言われますよ」「(君、灰が落ちた)は?あっ、はいはい」「分からん、何が地検だ土建みたいな面しやがって」「ベンケイ、ここで何故か天井が開けばいいと思ってんだろう。ところが急に何故か開くんだよ天井が・・・警察って面白いだろう」「当たり前だ。昨日、川崎行ったから」