Yusaku Market 松田優作さんのDVD、ビデオ、CD、本などが、 詳細な年表を見ながら、購入可能です。 アレなんだよなぁ〜!? |
---|
34. 野獣を撃て
【出演者】渡哲也、(仁科明子)、松田優作、小野武彦、峰竜太、神田正輝、苅谷俊介、滝田裕介、高品格、美田麻紗子、森正親、舛田紀子、小池雄介、根岸一正、山口美也子、大屋光子、沢美鶴、鶴岡修、賀川修嗣、秋ひとみ、松田真理、北島京子、柚木悦子、岩沢こづ江、二木草之助、勝田久、岡田勝、大平王美、丘みつ子、石原裕次郎【監督】澤田幸弘【脚本】峯尾基三【音楽】GAME[FUN CITY](音楽)、ポリドールレコード(音楽協力)、鈴木清司(編曲)【撮影】仙元誠三
【あらすじ&徳のかましギャグ】
小学校の下校時。あどけない表情で家路に着く少女。そんな彼女が戻った家は目を覆うような修羅場だった。彼女の前には腹部を刺された母親がいた。犯人は少女の姿を発見すると首を絞めて殺そうとするが物音に驚き逃走する。
この少女は岡松ヨウコ(岩沢こづ江)といい、意識不明のまま、渋谷病院に運ばれた。母親のアヤコは亡くなった。2年前にタケオという夫が心不全で死んでから岡松家は母子家庭である。第一発見者は隣の高田ノブヨという主婦で回覧板を渡そうと思ったら突然、男が駆け出してきたという。
ヨウコは渋谷病院で何とか命を取り留めたが点滴を受け、意識障害を起こしていた。彼女の証言が犯人の決め手になるのだが今は無理な状況だった。近くの金物店では昨年ガイシャが買った出刃包丁と同じものが見つかる。
凶器もガイシャのものを使用し、指紋すら12個も発見され、盗んだものは現金7,000円くらいと後はアヤコの指からなくなっていた10万円相当の翡翠の指輪だけだった。状況から見て、どうも計画性はなさそうに思われた。
指輪の線から黒岩軍団は質屋、故買屋、宝石商を虱潰しに洗う事を開始。一方、ヨウコは深刻な状態になっていた。宗方によると生体を維持するために防御反応として言葉を忘れた彼女は極度の驚愕反応を起こしていた。
黒岩は徳吉から例の指輪が恵比寿にある横倉質店という所から見つかったと報告を得る。質入れしたのは男ではなく、室田ナミ(山口美也子)という女性だった。蛇男の徳吉と黒岩が彼女を念入りに取り調べる。黒岩は煙草をねだる彼女の左腕に注射痕があるのを見逃さなかった。
病院では相変わらず人間の心をなくしてしまったヨウコ。宗方は「犯行現場でも再現すれば・・・」と実現出来ないことを黒岩に零す。一方、シャブが切れて、急に喋りだしたナミ。ナミに指輪を持たせたのは半沢ゴロウ(小池雄介)という男だった。彼もシャブ中でそれを三河組の大沼(根岸一正)というヤクザから買っていたらしい。
直ぐに半沢が働く飯場に向かったが彼は既にいなかった。そしてまた事件が勃発。スーパーマーケットでレジ係の南レイコという女性が殺害された。目撃者は買い物客の中村レイコという主婦で(36,000円の)現金を鷲掴みにして逃げたと証言する。
半沢の写真を見せると間違いないと断言した。黒岩は半沢がシャブ中なので必ず大沼と接触すると踏んだ。大沼を尾行するとどうも蒲田に向かっているようだ。遂に彼らは映画館で接触を図る。だが、警察の動きを察知した大沼はシャブの売買を途中で止める。
怒り狂った半沢はコーラ瓶で大沼を殴り倒す。逃走する半沢を追跡する黒岩。だが、半沢の拳銃から発射された弾が自転車に乗っていた男性にあたってしまう。操車場で更に拳銃を乱射する半沢。
追い詰められている彼はヤクが欲しい一心から病院に侵入し、看護婦を人質に取り、モルヒネを要求する。この急場に黒岩は大沼から押収したヘロインを使い、野獣と化した半沢の隙を作ろうと考えたのだが...。一方、ヨウコの病状は...。
BGM・渡哲也「ひとり」
徳のかましギャグ 「ヘビ男だもの」「オカマじゃ本当にキスも出来ない」「クロさん、今日当たりあすこ行きませんか」