Yusaku Market
松田優作さんのDVD、ビデオ、CD、本などが、
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アレなんだよなぁ〜!?

4. 警官嫌い

【出演者】渡哲也、仁科明子、松田優作、高品格、小野武彦、峰竜太、杣山久美、粟津號、(佐藤慶)、小池朝雄、佐藤オリエ、白川望美、美田麻紗子、林ゆたか、八並映子、溝口拳、内沢多賀志、氷室浩二、島村謙次、林孝一、影山英俊、高山千草、木村千夜子、舛田紀子、森正親、丘みつ子、石原裕次郎【監督】舛田利雄【脚本】永原秀一【音楽】GAME[FUN CITY](音楽)、ポリドールレコード(音楽協力)、鈴木清司(編曲)【撮影】仙元誠三

【あらすじ&徳のかましギャグ】

 窃盗と傷害の検挙率が低いと熱弁を振るう吉岡課長。黒岩はそれよりも目先の現場検証が大切であった。彼と大内は容疑者で自白したいという小沼キヨシ(溝口拳)という男とその現場を訪れる。それがガイシャの供述と一致した二人は大便をしたいという小沼の要求にも少し安堵していたがそれは黒岩の後頭部への打撃によってうち砕かれる。

 直ぐに仲間数人と小沼は盗難車で逃走する。運ばれた渋谷病院で吉野看護婦(丘みつ子)の心配をよそに早く現場に復帰しようとする黒岩。彼の記憶を辿ると打撃を加えた男は前科者リストでは何と死亡であった。

 黒岩が懸命な捜査をする中で課長は徳吉の前で呑気にも水虫の治療にご執心であった。黒岩は馴染みの久松みどり(佐藤オリエ)という女将がやっている松ヶ枝で丸山と打ち合わせると小沼の逃走の裏には3年前に強盗傷害で逮捕した竹本フミオ(林ゆたか)という男が絡んでいるのではないかと推理する。

 だが、彼は既に獄中で病死していた。そのために彼らは小沼の足取りを追うのと同時に竹本の妻だったサナエ(八並映子)を捜索する。その直後に丸山はフミオには双子のように似ている弟ヒサオ(林ゆたか)が存在することを聞き込む。

 黒岩はサナエを捜し出し、訪問するが夫と義母を殺したと思っている彼女の「警官嫌い」は相当なものであった。黒岩はその後に漸く署に戻るが頭痛がぶり返し、休養を余儀なくされる。しかし、自宅に帰った黒岩は妹.恵子(仁科明子)にエゴイストの警官は嫌いだと発言される。

 一方、事件はヒサオとサナエが密会し、その直後に小沼を殺害しようとする。小沼は重傷で渋谷病院に運ばれるが宗方の執刀むなしく彼は息を引き取る。しかし、小沼は病院に運ばれた時に宗方と看護婦.典子(舛田紀子)の前で「あの事」のために殺されたと言い残した。

 捜査は課長が指摘する通りに「あの事」のために息詰まっていたが上条刑事、通称・サル(峰竜太)と平原の聞き込みから前進する。おそらく彼らの狙いはずっと水商売をしていたサナエが何の因果か現在勤務する日本デザイン学校の入学金の約9000万円だろうと黒岩は察する。

 しかもサナエは経理主任の佐伯(影山英俊)と深い関係にあるという。前夜に日本酒で祝った黒岩軍団は翌日、標的が運ばれる亜細亜銀行で綿密な警備で黒岩に理不尽な逆恨みを持つヒサオとサナエを迎え撃つ...。

 徳のかましギャグ 「あの水虫男、ずっとあの調子なんだ」「バカヤローはてめえだバカヤロー」



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