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5. 明日のジョー
【出演者】渡哲也、仁科明子、松田優作、高品格、小野武彦、峰竜太、杣山久美、粟津號、(佐藤慶)、小池朝雄、佐藤オリエ、白川望美、森正親、三田紀子、水谷豊(特別出演)、片桐竜次、大辻真吾、五条英二、武藤章生、夏海千佳子、山岡甲、山根久幸、加藤土代子、団巌、近江大介、田川勝雄、大前田武、小見山玉樹、森下明、大宮幸悦、磯野博、佐藤了一、岩沢こづ江、田中真由美、田中加奈子、今井和子、美田麻紗子、丘みつ子、石原裕次郎【監督】村川透【脚本】斉藤憐【音楽】GAME[FUN CITY](音楽)、ポリドールレコード(音楽協力)、鈴木清司(編曲)【撮影】仙元誠三
【あらすじ&徳のかましギャグ】
ジュークボックスを消し、閉店しようとするバー。だが、ここのマスターはアイスピックで帰らぬ人となる。この頃、軒並み飲食店が襲われる事件が4件も続発していた。翌朝、新聞を読みながら黒岩は妹.恵子と食事の最中であった。
そこへ課長からバー殺人事件の電話が入る。現場に直行する黒岩軍団。目撃者はなく、何の証拠もなかったが彼らはヤクザ組織の針尾組の組員である谷口(片桐竜次)らを別件で逮捕する。凶器からはO型の血液が検出された。これは一味の島崎(山岡甲)という男と一致した。
だが、他に確証は何もなかった。そんな折りに宗方は駐車違反のお目こぼしのために桜餅を持参する。丁度その時、ラーメンの屋台を引いていた松永ミチオという男が警察に対する報復目的とする針尾組の犠牲となり、渋谷病院に運ばれる。
凶器は素手だと分かったが宗方は医師として患者の様態を考え、黒岩たちの面会を拒んだ。現場では唯一の物証として靴の跡が残っていた。石膏で固めた靴型を分析する丸山を始めとする黒岩軍団。彼らの懸命な捜査により靴は判明するがそれは20万足も市場に出回っている汎用品であった。
同時に次長命令において谷口たちも証拠不十分で釈放せざろう得なかった。黒岩と徳吉は最後の証言を被害者に求めたが宗方がそれを頑として拒んだ。しかし、彼は一つだけ犯人に繋がるヒントを与える。それは被害者の骨の状態から並の人間であれば殴った側の骨が砕けてしまうということだった。
立ち去った後、宗方はこの必死な黒岩刑事の寂しい生い立ちを感慨深げに吉野に告げる。
一方、黒岩と徳吉は宗方のヒントからボクシングジムをあたる。そして遂に遠山ボクシングジムに吉成キヨシ(水谷豊)という22歳の男が例の靴を履いていることを突き止める。
その頃、吉成は郷里の長野に帰るように島崎に説得されていた。彼は苦悩しながらも島崎が最後に言った言葉「死人に口なし」に賭けるようと出刃包丁を手に渋谷病院に向かう。松永を殺そうと病院を荒らし回る吉成を逮捕するために踏み込んだ黒岩は彼に昔の自分を見ることになる...。