Yusaku Market
松田優作さんのDVD、ビデオ、CD、本などが、
詳細な年表を見ながら、購入可能です。


アレなんだよなぁ〜!?

7. ダイヤモンドは死の匂い

【出演者】渡哲也、仁科明子、松田優作、高品格、小野武彦、峰竜太、杣山久美、粟津號、(佐藤慶)、小池朝雄、佐藤オリエ、白川望美、森正親、三田紀子、杉本美樹、中山麻里、草野大悟、福岡正剛、伊藤豪、岸本功、磯野博、岸野一彦、池田勝、戸塚孝、永野昭彦、高橋雅男、那須真二、タリヤ・マルカーネン、城海峯、西沢多賀志、馬場正昭、大塚晴彦、今井和子、美田麻紗子、丘みつ子、石原裕次郎【監督】村川透【脚本】佐治乾・大原清秀【音楽】GAME[FUN CITY](音楽)、ポリドールレコード(音楽協力)、鈴木清司(編曲)【撮影】仙元誠三

【あらすじ&徳のかましギャグ】

 渋谷病院で盗まれた救急車が犯罪に使われた。その犯罪とは原宿にあるオウホウ堂という宝石店の時価三億円相当の品物群であった。現場に会社関係者の有田と江川(中山麻里)という秘書が着いてからまもなく救急車は発見されたが輸送に付き添っていた二人の人物は殺されてしまう。

 犯人達はその後、盗難車で逃走した。だが、現場付近の聞き込みでは「首筋に火傷の痕がある挙動不審の男」が目撃されていた。丸山と上条はそれらしき男が渋谷病院で電話をしているのを捜査の途中で偶然見つける。その男は入院する妻を見舞いに行っていた。

 調べにより男の名前は早川ケンゴ(草野大悟)という前科者であった。目撃者も現場の男が彼だと認めた。しかし、黒岩は救急車の男達がマスクをしていて、何故人目に付く火傷の男が現場をウロウロしていたのかを疑問に感じていた。そして、彼の内縁の妻である今野チヨ(杉本美樹)とは実は過去に関わりがあった。

 その女を徳吉と一緒に病院に捜査令状を持ち込み、調べる。徳吉の少し強引なやり方によりベッドの下から封筒に入った二十万円が発見される。チヨは突然、二人の前で早川に向けて「首でも吊ってしまえ」と暴言を吐く。丸山と上条は二十万円の出所を早川に問い質す。

 一方、この二十万円が見つかったことによりチヨは入院費が払えなくなるが宗方は優しく彼女を諫める。また、宝石には保険が掛かっていたこともあり、アメリカのケント保険会社からデボラ(タリヤ・マルカーネン)という女性が調査のために来日する。

 この保険会社は警察立ち会いの下、盗難宝石の発見者への報奨金として一万ドル(日本円で300万円)を提供すると発表する。その頃、チヨは黒岩の自宅へ二十万円の出所は私の体であると告白し、早川と別れられない訳などを切々と語るがそんな彼女を黒岩は冷たく突き放す。

 だが、少しは情に絆された?黒岩は早川は再犯の虞れがないので釈放しても良いのではないかと課長に提言する。捜査の方は宝石店関係者のポリグラフ(ウソ発見器)検査が行われた。この検査で最初に現場を訪れた江川アキという会長秘書が疑わしいと出る。

 しかし、現在の彼女は質素な生活を営み、独身で美人であるにも拘わらず殆ど男性関係もなく事件に繋がりそうなネタはなかった。

 他方、釈放された早川はチヨの前で新聞を広げ、宝石の報奨金に色気を出してしまう。アキの捜査の方も彼女が2年前の北海道旅行の前までは別人のように遊び人であったことが判明する。その旅行の折りにアキは中西ヨシアキ(福岡正剛)という不動産会社社長と運命的な出会いで大きな変貌を遂げていた。

 けれど、この中西という男を最初に探し出したのは「黄色のポンティアック」を思い出した早川であった。早川はホテルの中西に一億円を要求した途端、彼によって再起不能にされる。

 この事によって黒岩は唯一、中西の顔を知るチヨの協力を得て、黒岩軍団は江川アキを挟み、ホテルのロビーで中西を待ち構える...。

 徳のかましギャグ 「クロさん、あれどういうご関係なんですか?昔の...」「ハ...イ、ハ...イ、どうぞ、どうぞ、ハイどうぞ」「This is, This is come to please, please, please...」「このクソガキ、後で治療代請求するからな、バッキャロー」「な〜にムッツリすけべーが。よくあれで疲れないよなぁ〜年だなぁ」



6←→8

yusaku@unlimit517.co.jp