Yusaku Market
松田優作さんのDVD、ビデオ、CD、本などが、
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アレなんだよなぁ〜!?

8. 眼には眼を

【出演者】渡哲也、仁科明子、松田優作、高品格、小野武彦、峰竜太、粟津號、(佐藤慶)、小池朝雄、(佐藤オリエ)、白川望美、森正親、舛田紀子、岡崎二朗、勝部演之、岡野三穂、林春枝、加地健太郎、相原巨典、近松敏夫、山根久幸、三堀優、笠松巧明、鈴木卓弘、松浪志保、茂野文代、田中加奈子、東陽子、加藤敏和、龍島博之、花城隆、(丘みつ子)、石原裕次郎【監督】村川透【脚本】神波史男・松下幹夫【音楽】GAME[FUN CITY](音楽)、ポリドールレコード(音楽協力)、鈴木清司(編曲)【撮影】仙元誠三

【あらすじ&徳のかましギャグ】

 医者が立て続けに拳銃を構えた黒帽子に白マスクの男に襲われた。その襲われた今井診療所と高山医院の院長にはある救急隊員の証言によって共通点があることが判明する。それは両病院とも交通事故にあった朝倉ケイタという少年の治療を拒んだということであった。

 その極めつけは宮部親子の病院でケイタの母親ヨシコ(東陽子)が必死に頼んだのにも拘わらずに断られたという衝撃の事実である。不幸にも少年は渋谷病院の宗方の前で息を引き取ってしまう。宗方は「もう少し処置が早ければ助かったかもしれない」と残念がる。

 黒岩は救急隊員の証言を踏まえて、ヨシコを訪ねる。彼女は息子が死んでから夫は家に帰っていないと告げる。

 一方、徳吉と丸山は高山院長の車と接触した暴走族の連中から犯人の人相を聞き出し、モンタージュの作成を試みる。そして、遂に次の目標と称された宮部ユウスケ(勝部演之)のところには犯人から電話が入る。

 内容は彼の娘ユリコと親父さんを誘拐したとの脅迫であった。あまりの突然の事態に狼狽える宮部氏。彼の学会の発表のためという理由も恨みに燃える朝倉の夫(岡崎二朗)の前では全く通用しなかった。実はこの宮部ユウスケというのは宗方の大学の同級生であった。

 彼は息子を含めて宮部の父親のエイゾウ氏の人となりは良い方に認めていた。だが、ユウスケはそんな宗方と黒岩が訪問したにも拘わらず、捜査には非協力的であった。彼は金で全てが解決すると考えていた。そんな状況から黒岩は課長に盗聴捜査を強引に進言する。

 直ぐに作業を進める黒岩軍団はユウスケの自宅に盗聴器を仕掛ける。一方では朝倉の妻から事情聴取を行う。その後、ユウスケに犯人から2度目の電話が掛かる。朝倉は恨みが第一で金は目的でなかったがユウスケの申し出により3000万円を要求する。

 その取引場所として桜ヶ丘の喫茶店「マックロード」を指名する。ただし、絶対に警察に通報しないことを条件として。だが、現場で犯人の要求からユウスケは頬をメスで切るという奇妙な行動に出る。

 同時に丸山はユウスケに伝言しに来た少年から犯人の有力な情報を得、遂に朝倉にたどり着く。しかし、彼は事もあろうに警官を射殺して逃走する。この一件でトクとサルは負傷してしまう。黒岩は朝倉に警察の動きを察知された以上はユウスケに対して警察に任せるのが一番であると説得する。

 他方、ヨシコは夫に関して何も喋らなかったが新聞記者の一言により態度が変化する。最後の闘いは朝倉の3度目の電話から始まる。自分の提言からユウスケの替え玉となった黒岩が向山公園近くの廃車置き場で二人の人質を救出するために軍団を統率するのだが...。

 BGM・都はるみ「好きになった人」、訳の分からないあべ静江風おんなの歌、太陽にほえろ!のテーマ

 徳のかましギャグ 「え〜それは気の毒したねぇ」「とろいねぇ全くおたくら、もうちょっと何か思い出さないかな、もうちょっとシャープにシャープに」「お前らここは映画館じゃないんだ...」「おいヒラなかなか面白いこと言ってくれるじゃないか。えっ、もう一回言って見ろよ!この秋田おばこ、水ぶた、おい」



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