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アレなんだよなぁ〜!?

11. 鞄を持った女

【出演者】松田優作、中村雅俊、坂口良子、結城美栄子、柳生博、佐藤蛾次郎、鹿間マリ、山西道広、金沢碧、高橋長英、土方弘、住吉正博、おざわなおへい、梶哲也、入江正徳、熟田一久、藤堂陽子、記平佳枝、セキトラ・カーアクション、早川保、川辺久造、北村和夫【監督】出目昌伸【脚本】鎌田敏夫【音楽】吉田拓郎(音楽)、チト・河内(編曲)、トランザム(演奏)

【あらすじ&中野の一言】

 5000万円が一人の看護婦の人生を狂わせてしまう。そのきっかけは5人のチンピラに追いかけられてダンプに跳ねられた一人の男.鹿沼(土方弘)だった。重傷で入院した鹿沼は坂本総合病院でその看護婦と出会う。

 中野とアラシは城東銀行を襲った鹿沼の取り調べのために病院を訪れるが患者を守る強い気持ちの看護婦.立花マユミ(金沢碧)に追い返されてしまう。そんな毅然な態度はアラシの心を強く揺さぶった。しかし、その日、マユミは鹿沼から人生を狂わせる鍵を渡される。

 彼女は状況を直ぐに察する。この状況を知る由もなく、その頃、中野はのんびりと観覧なデートを楽しんでいた。翌日、病院に鹿沼の共犯者である富岡(住吉正博)が現れた辺りからマユミの興味はある目的のためにお金に移って行く。そして彼女はお金が有ると見られるコインロッカーの場所を確認する。

 この直後、挙動不審のマユミはアラシに出会うが彼女に恋心を抱く彼はこの行動の深い意味までは分からずにデートに誘う。この行為は中野の反感を買う。そして、その夜に彼女は主治医の滝口(高橋長英)から鹿沼の病状を聞いた結果、なんと自分の欲望のために彼を薬殺してしまう。

 その一方でマユミが鹿沼の5000万円を狙っている事実を同じ目的の響組というヤクザ達がかぎつける。彼女を拉致しようとする響組、必死に江の電で逃走しようとするマユミ。彼女の懸命の願いはアラシに届く。

 アラシに助けられた彼女はアパートに戻るが響組の手は既に入っていた。こういう行動の中でマユミを疑う中野と彼女を気遣うアラシは対立する。そして事件は新しい展開を見せる。実は滝川医師がマユミと鹿沼とのやり取りを把握していたのを利用し、彼女を強請る。だが、彼女は知恵を働かせ、滝川を殺害した上で自分の罪を被せようとしたのだ。

 その証人に人の良いアラシを使うつもりだったが彼女の元に現れたのは中野であった。この中野にすらマユミの魔の手が襲いかかり、彼は鹿沼同様に毒殺されかかり入院する羽目になる。アラシはこの事実を冷静に見極め、遂にマユミが抱いていた真実に迫る...。

 中野の一言 「お前、スケベのホームラン王だから」「俺とお前の仲ももう終わりだな」「お香さん、鏡見たことあんの」「可愛いヤツだよ」



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