Yusaku Market 松田優作さんのDVD、ビデオ、CD、本などが、 詳細な年表を見ながら、購入可能です。 アレなんだよなぁ〜!? |
---|
13. 誘拐
【出演者】松田優作、中村雅俊、坂口良子、結城美栄子、柳生博、佐藤蛾次郎、鹿間マリ、山西道広、若林豪、生田くみ子、鈴木麻子、春江ふかみ、勝部義夫、中井啓輔、青森伸一、久富惟晴、北原義郎、春川ますみ、北村和夫【監督】斉藤光正【脚本】柏原寛司【音楽】吉田拓郎(音楽)、チト・河内(編曲)、トランザム(演奏)
【あらすじ&中野の一言】
飛鳥で八百長の話題で盛り上がる中野とアラシを突然、雪子を使った係長からのお呼び出し。命令はいつも通りの地方出張であった。今回の出張の地は松本で殺人未遂で逮捕された宮坂という男が2件の強盗事件も吐いたというのでそれの裏付けを取るという例によって電話でも済む用事であった。
しかし、ワンワンデートを終えた中野と信州蕎麦が楽しみのアラシを待ち受けていたのは信濃警察の浅田(若林豪)という昔気質の刑事だった。到着早々、自分達のスタイルと捜査に対する嫌みをいわれた二人は単独で動かざろう得なくなる。被害者の住所だけを確認したが既にその人物は引っ越した後であった。
その最中に信濃警察は誘拐事件で色めき立つ。誘拐されたのは清水(北原義郎)という不動産屋の社長業を営む男のクミコというまだ7歳の一人娘であった。身代金は1000万円、取引の場は松本城の城郭にある埋橋と犯人から指定される。
中野とアラシは信濃警察の捜査課長(久富惟晴)によって事件に捜査協力することになるが浅田は彼らの参加を決して心よしとしなかった。指定の場所を固める浅田以下信濃警察の刑事達だったが
その一方で中野とアラシは独自のやり方を実行した。彼らは城郭の周りに駐車する車に目を付け、遂に盗難車のナンバーを解明する。その頃、浅田は裏であくどい商売を展開している清水の会社を強制的に調べてしまい、清水の抗議を受けた捜査課長は浅田を捜査から外そうとする。
そこへ犯人から2回目の脅迫電話。今度の犯人の指定場所はせんさい橋であったが浅田を先頭とする刑事達は別件の容疑者を犯人の目の前で捕まえてしまいまんまと取り逃がしてしまう。この光景を見ていた中野とアラシはその時、盗難車と犯人の顔の確認に成功する。
信濃警察に戻った二人は前科者リスト及び城郭で刑事達が撮影していた写真から遂に犯人を割り出す。この浅田の失態に業を煮やした捜査課長は彼を捜査から外してしまう。だが、浅田は事件の真相に近づく中野とアラシに気づき、犯人の特徴である金歯では先回りする。
そして、浅田は清水を尾行する彼らの後をつけることにより事件の真相を掴む。誘拐の実行犯は吉岡(中井啓輔)という男で彼は清水によって潰された商店の経営者で言わば逆恨みによる犯行であった。吉岡はいよいよ妻(春川ますみ)を伴ってヨハシラ神社で勝負に出る。そこでは同時に誘拐事件を解決しようとする刑事の今昔物語が始まることになる...。
BGM・桜田淳子
中野の一言 「これで私ら結構間に合ってますから」「俺がしゃべるなって言ってるんだからしゃべるな」「やさしさがたりないんだよ」「愛の欠如だな」「その服装じゃ目立ち過ぎる」