Yusaku Market
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アレなんだよなぁ〜!?

14. 雨に消えた...

【出演者】松田優作、中村雅俊、坂口良子、結城美栄子、柳生博、佐藤蛾次郎、鹿間マリ、山西道広、五十嵐淳子、速水亮、江角英明、音羽久米子、米谷悟一、広瀬昌助、藤原釜足、森幹太、北村和夫【監督】斉藤光正【脚本】畑嶺明【音楽】吉田拓郎(音楽)、チト・河内(編曲)、トランザム(演奏)

【あらすじ&中野の一言】

 八百屋で聞き込みの目的地「村田家具店」を確認したアラシが信号待ちの時に現れたのは赤いビニール傘を持った美女であった。偶然にも彼女はそこの店員であり、その上、強盗殺人犯の目撃者.西島かおり(五十嵐淳子)でもあった。

 アラシはかおりに容疑者3人の写真を見せたが彼女は見覚えがないという。アラシはそんな捜査よりかおりに一目惚れしてしまったのだった。ルンルン気分で鯛焼きを買い、そんな腑抜けた報告を署に帰ってしたところ、中野に一喝される。

 彼は主犯格の山中(森幹太)という男が絶対犯人だと主張した。その後の飛鳥でも「かんかん中野」と「メロメロアラシ」。だが、そこでの会話からかおりと山中は故郷が茨城県の霞ヶ浦で一致することが分かる。「疑う中野」と「怒るアラシ」。

 そして中野のエレベーターデート後、アラシは遂にかおりの本当の姿を目撃してしまう。スナック"多恋人"で二人が目にしたのは山中と親しげに会話するかおりの姿であった。中野は山中を追跡し、アラシの前にはかおりが来るが二人は両者とも逃がしてしまう。

 その時、かおりはアラシに少し時間が欲しいと告げて去った。署で係長にどやされながらも彼女からの電話を信じて懸命に待つアラシ。そこに宮本が来て、山中のジャンパーから被害者の血液が検出されたことを告げる。

 そこに「霞ヶ浦で殺人」の一報が入り、2人の男が死んだという。中野は直ぐにこれを山中の仲間と察知する。それから間もなくアラシにかおりから電話が入り、彼女は何とその問題の霞ヶ浦にいるという。そして、山中に自首を勧めると語る。

 直後、中野とアラシは霞ヶ浦に直行する。そして、現場に到着した時、彼らの目の前に湖の真ん中でボートに乗った男女が争う姿を確認した。ボートで向かう二人の目前で水中に落ちるかおりと山中。アラシはかおりを助けることには成功するが山中は見殺しにしてしまう。

 アラシの失態や現金2000万の場所が不明になったことで県警の刑事に叱責を受ける中野。その頃、モーターボートで脳天気にかおりと楽しむアラシ。そして中野は県警を後にし、冷静にかおりの叔父さん(藤原釜足)に聞き込みを行い、かおりが「水泳が得意」「農薬を持ち出した」「山中と待ち合わせていた」など事件に繋がるこの重要な3点を聞き出すことに成功する。

 これを確かめるために中野は強引にかおりを湖の真ん中に誘い出し、アラシの制止を振り切って遂に泳げることを確認する。アラシに全面的に自供するかおり。彼女が金に執着したのは昔優しくしてくれたある船員(速水亮)のためであった。刑事(江角英明)の前でその男を見た中野はある理由を持って冷静でいられるわけがなかった...。

 中野の一言 「アラシ、これで俺をぶんなぐるのダメになったな」「お前、どうしたんだ!」「ついてこい」「目をさませバカヤロー」



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