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15. 孤独な殺し屋
【出演者】松田優作、中村雅俊、坂口良子、結城美栄子、柳生博、佐藤蛾次郎、鹿間マリ、山西道広、水谷豊、山添多佳子、頭師孝雄、早川保、青木義朗、北村和夫【監督】山本迪夫【脚本】鎌田敏夫【音楽】吉田拓郎(音楽)、チト・河内(編曲)、トランザム(演奏)
【あらすじ&中野の一言】
暗闇に千枚通しを見つめる一人の男。次の瞬間、その行動は殺人に繋がる。何食わぬ顔で大衆食堂にて彼女らしき女店員(山添多佳子)と軽口を叩き、食事を取る男は坂田ヒロシ(水谷豊)という名であった。
偶然に中野とアラシは署に女性からのタレ込みがあり、この男性を尾行することになる。中野はチンピラに扮し、恐喝まで行いヒロシの殺人性を調べた。署に戻り、アラシは全然殺し屋っぽくないと判断したが中野は何故か彼が気になると発言する。
その予感はアラシと行った飛鳥にまでも引きずっていた。その頃、熱帯魚を飼っている部屋でヒロシが"オヤジさん"と呼ぶ男と電話で会話している。その内容はヒロシが心当たりのある女に警察に指され、更に彼が過去に自分の母を殺したというものであった。
ソフトクリーム・デートを終えた中野はヒロシの鹿児島行きの情報を掴むとアラシに出張旅費を頼み、係長の命令を無視し、自分の感に賭けることにする。アラシを従えて行った鹿児島のホテルで彼らは例の食堂の女を発見する。
アラシが彼女に問いただすと彼の心を逆撫でするように「ヒロシはただの友達で冗談で密告した」と言い、更に見合いまでするという。その後、二人の目前のトイレで女は殺害されてしまう。アラシは地元の県警に応援要請するように主張するが中野は頑としてそれを拒んだ。
その犯行後、ヒロシはオヤジさんと呼ばれる男と連絡を取り、会う約束をする。しかし、待ち合わせ場所の埠頭にいたのは二人の殺し屋であった。ヒロシは裏切られたのだ。
その頃、アラシは宮本からの情報で彼が怪しいと想像する東西経済研究所の関口(青木義朗)という所長が奄美大島に行くという。アラシは中野を説得し、奄美へ飛ぶ。そこで彼らが目撃したのは砂浜で麦わら帽子を身に付け、復讐に燃えたヒロシの姿であった。関口の陰謀で一度は退いた中野とアラシだったがモーターボートの上で遂に彼らとの決着をつけるのだが...。
BGM・桜田淳子、奄美民謡
中野の一言 「なんじゃ、こりゃ」「コーヒーって、腐るのかしらぁ〜」「とにかく俺は俺のやり方でやる...今まで通りによぉ」「死んじまったよ」