Yusaku Market
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アレなんだよなぁ〜!?

16. 儀式の終りに

【出演者】松田優作、中村雅俊、坂口良子、結城美栄子、柳生博、佐藤蛾次郎、鹿間マリ、山西道広、真野響子、田中力、加藤茂雄、若原初子、奥里美、大森義夫、山本勝、草野大悟、石田信之、早川保、北村和夫【監督】山本迪夫【脚本】播磨幸治【音楽】吉田拓郎(音楽)、チト・河内(編曲)、トランザム(演奏)

【あらすじ&中野の一言】

 懐中電灯を持ち、宝石店を襲うある犯人。彼は警官に発見され、その男を殺害した。中野はこの宝石店強盗殺人事件を捜査し始め、付近のマンションにいたカップルに職務質問する。

 その二人は代議士の御曹司の戸川タカシ(石田信之)という男とファッションモデルの中倉アキコ(真野響子)という女性であった。中野は二人が別れた後に鍵を掛けずに不用心という理由で彼女の部屋を訪ねる。その時に指輪を発見するが彼女は身に覚えがないと突っぱねる。

 しかし、不幸にもその時既に彼女の部屋には犯人が潜んでいた。だが、中野とアラシの捜査は何も得ることが出来なかったので係長の怒りを買うが宮本が助け船を出し、発見した指輪は宝石店から強奪されたものだと断言した。

 アキコはこの後、姿を眩ましタカシと結婚式を挙げるために鹿児島に飛ぶ。飛鳥で事件のあらましを喋るアラシを中野は噴水デートを終えた後で引き連れ、鹿児島へ向かう。現地に着くと彼らは直ぐにアキコのホテルを確認する。

 そして、中野が示した写真に彼女は反応する。その男の名は西山エイジ(草野大悟)というビル荒らしの常習犯で嘗ては婦女暴行も犯したヤツであった。アキコはタカシの両親に反対されている結婚式を鹿児島で完結させようとしていた。

 その一方で鹿児島が故郷という西山に現地での関係を迫られていた。実はエイジが彼女の部屋に侵入した時にその不幸は始まっていたのだ。その後に仕方なく西山と会うアキコは香港に逃走する資金100万円を要求される。序でに体も一緒に。

 そういうアキコを中野は尋問するが真相を察知した彼女はタカシの前からも姿を消してしまう。彼らは桜島に向かい、バスガイドやタクシーの運転手からアキコの行動を追う。その上で桜島には彼女の惨たらしい行為が残されていたのだった。彼女の幸せは今、音をたてて崩れ落ちた...。

 中野の一言 「俺はここで指輪を拾ったんだ」「彼女は行きずりの狂犬に噛まれたようなもんだろ」「お前はカモシカのような脚とよ、タレ下がった目があるんだろう」



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