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2. 狙撃者を追え!
【出演者】松田優作、中村雅俊、坂口良子、結城美栄子、柳生博、佐藤蛾次郎、鹿間マリ、山西道広、篠ヒロコ、原田あけみ、三戸部スエ、ウィリー・ドーシー、佐田淳、香川リサ、江篭宣泰、大理淳、石橋蓮司、早川保、北村和夫【監督】沢田幸弘【脚本】鎌田敏夫【音楽】吉田拓郎(音楽)、チト・河内(編曲)、トランザム(演奏)
【あらすじ&中野の一言】
和田アキ子、山口百恵の歌が流れていた喫茶カナールの窓ガラスにその女は突然現れた。その時、中野はマッチで遊び、アラシはケーキを食していた。アラシがその女性の異常に気づき、外に出た時、既に彼女の息はなかった。
それと同時にライフルの銃声が聞こえた。中野は即座に犯人を追いかけ、二人の内の一人を追い詰めた。彼の屈辱はなんとその場面から始まった。その人物は大きな黒人で高笑いを発しながら中野を完膚無きまでに打ちのめした。
屈辱のまま、署に戻った中野とアラシを待ち受けていたのは野上係長と山下(早川保)の誹謗中傷であった。だが、宮本室長により使用されたのは軍用狙撃銃M-16だということが判明する。意を決した中野は飛鳥に寄って健次に黒人探しを頼み、同時に一人で捜査を開始する。
二人は横浜のクラブから「手に蝶の入れ墨がある背の高い黒人」を洗い出そうとしていた。健次はその途中でアラシに見つかってしまう。その直後、二人は「ローヤル」というクラブでその男がジョーンズ(ウィリー・ドーシー)ではないかという情報を聞き出し、更に彼と関係のあったホステス名も同時に知る。
けれど、ささやかな結婚生活を営むその女・鈴木カズコ(篠ヒロコ)のところに中野とアラシが立ち寄ったことによりその生活は破壊を迎え、カズコは夜の街に戻るしかなくなる。
中野に敵意を持つ山下による彼女の取り調べは効を奏さなかったがアラシによって彼女からジョーンズと一緒にいる筈の日本人の立ち寄る場所を聴く。その競艇場に二人で向かい、その日本人を探し当てたがその村井(石橋蓮司)という男によってカズコは射殺されてしまう。
後悔するアラシ、この事実で仲間割れして、ジョーンズをも殺してしまう村井。無念、中野の復讐は遂に達成されなかった。そして警察への電話、村井からの呼び出しによって標的の印・赤い薔薇を付け、颯爽と現場に向かう中野とアラシ。彼らのバックには「赤い靴」が奏でられていた...。
中野の一言 「猫に小判」「ここの慣習でつんぼさじきと言うんだ」「これだけでよかったよな、命拾いしたよ、お前」