Yusaku Market
松田優作さんのDVD、ビデオ、CD、本などが、
詳細な年表を見ながら、購入可能です。


アレなんだよなぁ〜!?

6. 撃て!アラシ

【出演者】松田優作、中村雅俊、坂口良子、結城美栄子、柳生博、佐藤蛾次郎、鹿間マリ、山西道広、伊藤めぐみ、佐々木功、仙波和之、小坂生男、重村博子、早川保、田口計、北村和夫【監督】沢田幸弘【脚本】鎌田敏夫【音楽】吉田拓郎(音楽)、チト・河内(編曲)、トランザム(演奏)

【あらすじ&中野の一言】

 ネクタイで首を絞め、殺そうとするサラリーマン風の男。その時、中野とアラシが張り込む女はその殺人犯に関係があった。

 ウエディングドレスを眺め、白い薔薇を飾り、暖かい家庭を夢見る女.松宮ノリコ(伊藤めぐみ)。そんな一見普通の女を向かいのアパートでアラシとパワーショベルのプラモを作る中野が見張っていた。(しかも意外に手先が器用な彼はラジオも自作していた)しかし、この女はネクタイで殺人を犯した男、そしてプロの恐喝屋である北川ヒロシ(佐々木功)の女であった。

 その彼女のアパートに恐喝がらみと思われる人相の悪い二人の男が押し入った。その状況を北川の情報を聞き出す目的で中野は放っておこうとしたがアラシは正義感のために部屋に踏み込み、白いギターを壊しながらもその男達を捕まえてしまう。

 中野はその折に仕掛けた盗聴器を取り外す。この逸脱した行為に二人はまたしても係長と山下のお小言をいただく。取り調べの結果、この二人は元港署の刑事であると判明。

 その一方でアラシはノリコが心配になり、彼女の部屋で北川との経緯を聞く。彼は結婚式に憧れ、北川といた時が生まれて初めて一番幸せだと語る彼女に一人暮らしする女心の切なさを感じる。

 中野も飛鳥で雪子の乙女心に触れた後に自分の彼女とのデートを終え、ケーキとパワーショベルのプラモを持ってアラシの元に参上する。そこに北川からの電話があるがノリコは刑事がいることを彼に告げてしまう。

 その直後、北川はある企業の機密書類を彼から奪おうとする組織に拉致されてしまう。彼は城東銀行に預けてあるこの書類の金庫の鍵は女に渡してあると連中に吐く。

 そして彼は中野とアラシが張り込む中、彼女に電話を掛けて、国道16号線沿い「しぶや」というレストランで待ち合わせる、その時の条件が「白い服」であった。中野とアラシもその現場に行ったがダンプで待ち構えていた北川に最後はノリコを連れ去られてしまう。意を決したように実は鍵を持っていたアラシは中野を制止し、拳銃だけは懐にいれ、北川が指定した三井大橋へ一人で向かう...。

 BGM・ダウンタウン・ブギウギバンド「カッコマン・ブギ」、麻丘めぐみ「水色のページ」、中村雅俊「いつか街で出会ったなら」、童謡「金襴緞子の...」

 中野の一言 「女心の純情を傷つけるな」「今度は裏切りっこなしですよ」「アラシ...」「所詮、男と女だ、くっついたり、離れたりの繰り返しだ」「俺は未だお前と別れたくないよ」「アラシ、しゃあないものはしゃあないんだよ」



5←→7

yusaku@unlimit517.co.jp