Yusaku Market 松田優作さんのＤＶＤ、ビデオ、ＣＤ、本などが、 詳細な年表を見ながら、購入可能です。 アレなんだよなぁ〜！？

12.　誘拐

【出演者】松田優作、成田三樹夫、竹田かほり、山西道広、ナンシー.チェニー、ホーン・ユキ、岡本麗、関川慎二、五條博、河合紘司、青山恭子、井尾地隆吉、赤木理恵、高山千草、池田まさる、ユセフ.トルコ、渡辺義之、酒井郷博、エミリー岡田、ウィリー.トーシー、雪江由記、荻田晴美、荒川美智恵、田中美枝、石田久美子、藤村有弘【監督】加藤彰【脚本】和久田正男【原作】小鷹信光

【あらすじ＆工藤語録】

　かほり、ナンシー他街のおなご達と乱痴気パーティーをする工藤。暫く仕事がなかった彼にこの時一本の電話が入る。工藤は直ぐに依頼者の元に赴く。

　依頼者は高宮(藤村有弘)といい、貸しビルと2〜3の会社を経営していると自己紹介した。内容は遊び好きの家出娘を明日の見合いの前までに探してくれというものだった。貧乏な工藤は20万の現金に惹かれ、仕事を請け負ってしまう。

　彼は調査を始め、「サーカスサーカス」というディスコで依頼の娘.摩耶(ホーン・ユキ)に出会う。摩耶と共に自分の事務所に行き、甘い朝食付きの一夜を過ごす。工藤は摩耶から家に戻るからホテル.でんに残してあるトランクを持ってきて欲しいと頼まれる。

　「ひと夏の経験(山口百恵)」を口笛で奏でながら軽い気持ちでホテルに向かった工藤は何故かそこに張り込んでいた服部と松本に捕まる。逮捕後に服部に事件の真相を聞くと「ある大手食品会社の社長令嬢が誘拐された」との事であった。

　案の定、釈放後に彼が再び訪ねた邸宅は全く別人の外人所有でこれは実はコールガールである摩耶が仕組んだらしかった。そして、どうも誘拐犯は摩耶と高宮それと秘書と名乗っていた関根の三人であるらしい。

　「思い出酒(小林幸子)」が流れるつぶれたストリップ小屋でこの犯人達、工藤と警察を巻き込んで大捕物が始まる...。だが、最後まで金に執着する摩耶に対しても工藤はやさしかった。

　工藤語録　「日本のハードボイルドにいつ夜明けが来るのか。小鷹信光さん」「手相は見ないんだ俺は」「ひどいねぇおたくら。人の命どう思ってるの」「摩耶ちゃん、金が人生なんて考え方もうやめようじゃないの」

11←｜→13

yusaku@unlimit517.co.jp