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61. 別れは白いハンカチで
【出演者】石原裕次郎、松田優作、(関根恵子)、露口茂、竜雷太、小野寺昭、下川辰平、青木英美、菅井きん、浜美枝、黒部進、内田勝正、宮口二郎、中島元、影山龍之、田川恒夫、小沢直平、岡本隆、鴨志田和夫、恵(フィーミー)美、川合伸旺【監督】山本迪夫【脚本】田波靖男・四十物光男・小川英【音楽】大野克夫(音楽)、井上尭之バンド(演奏)【原作】魔久平
【あらすじ&ジーパン心の叫び】
羽田国際線前で麻薬取締法違反の容疑者・青竜会の菊地(影山龍之)を逮捕しようとするジーパン。だが、菊地は直後に逃走する。懸命に追跡するジーパンだったが菊地を追い詰めたところで何者かによって背後から空手チョップを浴びせられる。
署に戻り、彼は少し記憶にあるハイヒールから女だと判断する。それから腕には傷の手当のため?の白いハンカチが巻かれていた。その時、同行していたチョウさんは逃走する黒塗りの車と外交官ナンバーを確認していた。パスポートは麻薬の原産地チャンライのビザが発給されていた。
ジーパンは白いハンカチに付いた香水の匂いがその女の手がかりになると思った。その匂いはクミにより高級品と見なされる。そして、ジーパンはチャンライの領事館から黒塗りの車を例の女らしい者が運転するのを目撃する。
直ぐに追跡するとその車は「ホテルプレジデント」というところへ入った。その時、同乗していた松山サカエ(黒部進)という男は青竜会の菊地の兄貴分である土田(宮口二郎)とレストランで麻薬売買の打ち合わせをする。
松山は現在チャンライ在住の日本人で3年前の商社時代に麻薬不法所持で捕まっていた。彼が麻薬のサンプルを土田に渡した時点でジーパンが彼らの間に割って入る。顔に傷を負いながらもゴリと一緒に松山逮捕には成功する。
彼はタキによって顔にでっかい絆創膏を貼ることになるがこの苦労が水の泡になるのである。松山が拘留期限切れで釈放されたのだ。その裏ではボスと会議室で話していた厚生省麻薬取締本部の村岡房江捜査官(浜美枝)が絡んでいたのだった。
村岡は今後一切よけいな手出しをしないことを藤堂に約束させる。実は彼女がジーパンを背後から襲った女だった。麻薬捜査はある大ボスの海沿いの別荘で村岡を中心に展開しつつあった。だが、この打ち合わせの直後に松山と土田は車の爆破により殺されてしまう。
一方、村岡の事で腐っていたジーパンとゴリはほろ酔い気分もつかの間にボスから殺人事件の一報を受ける。殺されたのは菊地であった。ボスはジーパンに「彼女に構うな」との命令を出し、プラネタリュウムでの村岡との会話も彼には無意味であった。
ジーパンは自分から青竜会への接触を図る。その手段として麻薬をネタに売り込みに走ったのだった。彼は青竜会に捕まり、拉致され、例の別荘に連行される。そこは麻薬の元締めで旭会の沢井(川合伸旺)が持つ青竜山荘という所であった。
この情報を麻薬取締本部で聞き込んだのはやはりオトシのヤマさんである。沢井は警察の動きから村岡を疑い始める。この青竜山荘で七曲署一同、村岡、ジーパン、麻薬捜査官が入り乱れ、麻薬組織の逮捕劇が始まるのだったが...。
ジーパン心の叫び 「あ〜強盗、殺人、前科36犯ってヤツ、すごいヤツさ」「でも、半年を棒に振ったわけでしょう」